泣きながら一気に書きました

妄言コラムと気儘批評と悪戯短篇小説の巣窟

音楽レビュー(HR/HM)

レトロで新しく、ダサくてお洒落、そして激しくも美しい謎の幽霊バンド「GHOST」がとにかく素晴らしい

魅力的なものというのは、時に「二律背反」の要素を兼ね備えているものだが、このスウェーデンのメタルバンドGHOSTほどその両極が入り交じることで魅力を生み出しているアーティストも珍しい。実は2016年、個人的に最も衝撃を受けたのが、以下に挙げるこの「…

プログレ食わず嫌いの眠れる狂気を目覚めさせ、整えるための厳選10曲

選曲テーマは、「狂気と整合性の両立、あるいはせめぎ合い」。ジャンル的にはプログレ外のものも含む。聴けば世界観の広がる10曲。 【Song/ARTIST/ALBUM/Time】①「No Opportunity Necessary, No Experience Needed」/YES/『TIME AND A WORD』/4:50映画…

【2016年】年間ベスト・アルバム10選(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)

1位『SORCERESS』/OPETH SORCERESS-DIGIPAKアーティスト: OPETH出版社/メーカー: NUCLE発売日: 2016/09/30メディア: CDこの商品を含むブログを見るプログレッシヴ・ロックが追い求めてきたものは、難解さ、複雑さ、高度な技術などではなく、その先にある美…

【タイプ別】「メタルはメタリカしか聴かない」という人が次に聴くべき名盤5選

METALLICAというバンドは、間違いなくハード・ロック/ヘヴィ・メタルという音楽を世界中に行き渡らせることに貢献してきた。特に2000万枚以上を売り上げ、いまだビルボードにチャートインしている91年作『METALLICA』(通称「ブラックアルバム」)をきっか…

メタリカ新作ディスクレビュー『HARDWIRED…TO SELF-DESTRUCT』/METALLICA

◆METALLICAというバンドの本質的魅力を炙り出すための試金石的作品――あくまでも試金石――METALLICA8年ぶりの新作は、まるで「これまでお前はMETALLICAのどこに魅力を感じてきたのか?」と厳しく問いかけるような、ある種の試金石のようなアルバムである。しか…

ディスクレビュー『THIS HOUSE IS NOT FOR SALE』/BON JOVI

◆リッチーの不在が呼び込んだ、思いがけぬ歌メロの充実バンドといえば、「複数の個性が混ざり合うことによって生み出される何か」を誰もが期待する。それはBON JOVIのように、個人名を掲げたバンドでも変わりはない。BON JOVIはやはり、ジョン・ボン・ジョヴ…

日常の憂鬱を絶望へと進化させたうえで吹き飛ばすためのメタル名曲5選

例年になく雨が多かったり、涼しくなったと思ったらまた暑くなったり、そのせいで風邪をひいていまいち治りきらなかったり。世間様ほど夏にやんちゃをしたわけでもないのに、海にも山にもフェスにも行っていなければバーベキューもすいか割りもしていないの…

『GHOST OF GRACELAND』/TREAT

ゴースト・オブ・グレイスランドアーティスト: トリート出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2016/04/13メディア: CDこの商品を含むブログを見る結論から言えば、前作があまりに良すぎた。本作は、それを踏まえた上での佳作。北欧美旋律の伝道師、TREAT…

『DYSTOPIA』/MEGADETH 『ディストピア』/メガデス

dystopiaアーティスト: megadeth出版社/メーカー: unive発売日: 2016/01/22メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見る近作の傾向に違わず、基本的に冒頭でピークを迎える「竜頭蛇尾」な作品。というのが一聴したところの感想だったのだが、やや地味に感…

「本日の1曲」はじめました

今週より公式HP『虚実空転島』【http://tmykinoue.wix.com/halftruth】のトップページに、「本日の1曲」というコーナーを新設しました。個人的におすすめの、というか単に自分の好きな楽曲の動画を日替わりで紹介していこうという枠ですが、せっかくならば堂…

「ヘヴィ・メタル・アルバムのベスト・オープニング・ナンバー 10選」に乗っかってみる

こんな記事があったので乗っかって選んでみようと思う。記事内のものだと明らかにCHILDREN OF BODOMあたりは「絶対その曲じゃないだろ」感が強いが、アメリカでは初期の叙情性はむしろ邪魔なのかもしれない。【「ヘヴィ・メタル・アルバムのベスト・オープニ…

『SURGICAL STEEL』/CARCASS

サージカル・スティールアーティスト: Carcass出版社/メーカー: (株)トゥルーパー・エンタテインメント発売日: 2013/09/04メディア: CDこの商品を含むブログ (7件) を見るすべての激音愛好家が聴くべき一枚。カオスの中に宝玉を見出すようなレベルのちまちま…

『DREAM THEATER』/DREAM THEATER

ドリーム・シアター(DVD-Audio付スペシャル・エディション)アーティスト: ドリーム・シアター出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2013/09/18メディア: CDこの商品を含むブログ (6件) を見る一聴した印象はすこぶる良い。しかし繰り返し…

『OUTRAGED』/OUTRAGE

OUTRAGED(初回限定盤)(DVD付)アーティスト: アウトレイジ出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2013/06/05メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見るOUTRAGEの集大成であるだけでなく、HR/HMがこれまで歩んできた歴史を丸ごと飲み…

OUTRAGEの新作『OUTRAGED』からのPV「Lost」

起死回生の前作『OUTRAGE』から三年半ぶりとなる新作からの先行PVは、アルバムのオープニング曲。美しく穏やかな始まりから首を持っていかれる急加速。ソリッドなリフ、タイトなリズムに思いがけず流麗な歌メロ。いよいよ体脂肪率0%に極限まで近づいた、完璧…

『THE LIVING INFINITE』/SOILWORK

The Living Infinite -Limited 2CD Digipak- [from UK]アーティスト: Soilwork出版社/メーカー: Nuclear Blast発売日: 2013/03/01メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見るなぜか聴くたびに印象が変わる。メロディもリズムも全編フックに溢れていて近…

『FEVER』/BULLET FOR MY VALENTINE

フィーヴァー(初回生産限定盤)(DVD付)アーティスト: ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン出版社/メーカー: SMJ発売日: 2010/04/21メディア: CD購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (8件) を見る「才能がようやく適切な形を得た」というような…

『SLASH』/SLASH 『スラッシュ』/スラッシュ

改めて“ギタリスト”スラッシュの実力を思い知らされた。逆に言えば、スラッシュはあくまでも、いちギタリストとして優れているということだ。ソングライターとしては、スネイクピット時代と同等の物足りなさが残る。今回は特にギターの音色とフレージングが…

近頃半聴目録

まだ聴き込めていない段階のメモあるいはメモリー。●『MERCY FALLS』/SEVENTH WONDER 北欧のプログレ・メタル3rd。日本盤未発売。 DREAM THEATERの1stをヨラン・エドマンが歌った感じ。 この手のバンドにしてはVoが安定している。 透明感がありながらもヨレ…

『BLACK GIVES WAY TO BLUE』/ALICE IN CHAINS 『ブラック・トゥ・ブルー』/アリス・イン・チェインズ

◆蒼い憂愁が真っ白な希望を立ち上げる謙虚さと自信について、よく考える。人間にとって大切なのは、何よりもこの二つであるように思う。まるでどこかの社長が新入社員向けのスピーチで言いそうなことだが、それ自体はおそらく間違ってはいない。しかしこの両…

『REQUIEM OF TIME』/ASTRAL DOORS 『レクイエム・オブ・タイム』/アストラル・ドアーズ

今やすっかりヴィジュアル系ニュースキャスターに転身してしまった古舘伊知郎的に表現するならば、「納豆唱法」とでも呼びたくなる粘っこ〜い歌唱法でおなじみ、ニルス・パトリック・ヨハンソン率いるバンドの5thアルバム。基本的には相変わらずの後期BLACK …

『OCTAHEDRON』/THE MARS VOLTA 『八面体』/ザ・マーズ・ヴォルタ

◆変化球としてのスローボールこれは魔球か絶好球か!? ザ・マーズ・ヴォルタ『八面体』の静寂がもたらす計画的混沌大いなる期待を胸に、プレーヤーにCDをセットする。キュルキュルと読み込まれ曲がはじまるまでの刹那、意味深なジャケットに目を落とす。いつ…

『AWAKE』/SKILLET 『アウェイク』/スキレット

聴き手の評価基準を試すような、試金石あるいはリトマス試験紙的作品。「オリジナリティと完成度、そのどちらをお前は選ぶというのか?」前者を完全に放棄することで後者を高水準で達成した本作が問いかけてくるのは、そんな冷徹な質問だ。もちろんどちらか…

『THE BETRAYED』/LOSTPROPHETS 『ザ・ビトレイド〜裏切られし者たち』/ロストプロフェッツ

てっきりUSと思いきやUK、という出身地の思い違いと再確認を毎度させられる彼らの新作は、相変わらずその中間の大西洋ど真ん中に浮かんでいる。全英1位を獲得した前作でハードルを上げまくった末の、そのそびえ立つハードルを前に右往左往した末に放たれた、…

『SONGS FROM THE UNDERGROUND』/LINKIN PARK 『ソングス・フロム・ジ・アンダーグラウンド』/リンキン・パーク

◆今からでも遅くないミッドナイト 未発表音源集『ソングス・フロム・ジ・アンダーグラウンド』からの『ミニッツ・トゥ・ミッドナイト』再解釈とっておきにしろお蔵出しにしろマル秘報告にしろ、これまで出さずにおいたのにはそれ相応の理由があるはずで、そ…

『OUTRAGE』/OUTRAGE 『アウトレイジ』/アウトレイジ

復帰作やら原点回帰作やら起死回生の一撃とやらには、過剰な期待をしないのが大人のたしなみというもの。しかし橋本直樹(Vo)の復帰作となる本作は、あらゆる意味で全方位からのわがままな期待に、最大限応え上回ることに成功している。事前に噂されていた…

『THE CIRCLE』/BON JOVI 『ザ・サークル』/ボン・ジョヴィ

とりあえず前作『LOST HIGHWAY』のようなカントリー娘。でなくて良かった、という安堵。と同時に、かといってそれに代わる新しい要素が特にあるわけではない、という不満。だがそれでも、仕上がりのクオリティは保たれている、という結果論。その三点のうち…

『RAID』/ATSUSHI YOKOZEKI PROJECT 『レイド』/横関敦プロジェクト

技巧派ギタリストのソロ・アルバムというのは、往々にして独りよがりに響きがちであるためか、全編インストという構成を避け、歌モノをところどころ挟み込んでくるパターンが意外と多い。普通に考えればそこには、「本当は全編弾き倒してしまいたいのだが、…

『AXE TO FALL』/CONVERGE 『アックス・トゥ・フォール』/コンヴァージ

ついにCONVERGEが隣の芝生を荒らした。いや荒らし放題である。なぜならば彼らにとって、隣の芝生とは青々とした羨むべきものなどではなく、完全な不毛地帯に見えていたはずだから。CONVERGEは間違いなくハードコア畑のバンドである。だが本作で繰り広げられ…

現代アメリカン・ヘヴィ・ロックへの過小評価とグランジの罪

「アメリカン・ヘヴィ・ロック」というジャンルは、日本でもっとも過小評価されている音楽領域のひとつである。その過小評価の流れは、おそらく90年代グランジ勢に対するリアクションの延長線上にあるだろう。いまアメリカを席巻しているヘヴィ・ロック勢、…

スラッシュコアの誕生〜CONVERGE新作『AXE TO FALL』より〜

CONVERGE新作の、特に前半4曲が素晴らしいので、きちんとレビューする前にまずはこの衝撃を伝えたく、PVを。まるで「SLAYER+『RUST IN PEACE』期のMEGADETH」なこの楽曲をはじめとして、今回は「スラッシュ・メタル四天王」あるいは「ジャーマン・スラッシ…

『LOUD PARK 09』 10/17(土) ライヴレポート

まず評価の前提として言っておかなければならないのは、今回はとにかく音が悪いということ。こもるボヤける跳ね返る。会場の問題なのか音作りの問題なのか。とにかくどのバンドもギター・リフが不明瞭で、ものすごく遠くのさらにモヤの向こうで鳴っているよ…

『LOUD PARK 09』 10/18(日) ライヴレポート

よく考えてみたら午前中は特に観たいバンドもなかったので遅参し、HIBRIAから参戦。しかも帝王を拝まずして予想どおりの早退劇。【 】内は満足度(ABCDEの5段階)。●HIBRIA 【B】 とにかくVoのユーリ・サンソンに尽きる。まず何よりも顔が小島よしおに似てい…

『LOUD PARK 09』観戦予定

といっても、問題は離れた位置にある「SANCTUARY STAGE」のアーティストをどれくらい組み込むかというくらいで、あまり選択肢はなく。 【 】内は期待度(ABCDEの5段階)。《10/17(土)》11:00〜 BLESSED BY A BROKEN HEART 【C】 派手さ先行ではあったが…

『THE RESISTANCE』/MUSE 『ザ・レジスタンス』/ミューズ

MUSEは基本的にメタル・バンドだと思う。もちろんそれっぽいルックスではないし、音楽性も多岐に渡るため簡単に括ることができないのは承知の上で。壮大さへの志向、演奏技術の高さ、クラシック音楽の導入、泣きメロ重視の姿勢など、彼らの基本的な趣味趣向…

『BLACK GIVES WAY TO BLUE』/ALICE IN CHAINS 『ブラック・トゥ・ブルー』/アリス・イン・チェインズ

あまりに思いきりの良い守りっぷりである。ここまで保守的な復活作というのは、むしろあまり例がないように思う。新要素をひとつも付け加えないその姿勢には、秘伝のスープを継ぎ足し継ぎ足し守り抜く名門ラーメン店の頑固さがある。というのは明らかに言い…

『THE ROOT OF ALL EVIL』/ARCH ENEMY 『ルート・オブ・オール・イーヴィル』/アーク・エネミー

過去を全面的に洗い直すことによって、現在のバンドが抱える問題点をはからずも浮き彫りにしてしまった作品。だが彼ら自身は、その問題点には気づいていないのだろう。気づいていたら発表していないはず。アンジェラ加入以前の初期三枚からの楽曲をリ・レコ…

『ENDGAME』/MEGADETH 『エンドゲーム』/メガデス

自らの美点を謙虚に捉え直すことで、いつの間にか身についていた不純物たちを計画的に排除することに、かなりの程度成功した力作。もちろん完全に音楽的方向性をコントロールすることなど、どんなに知的なアーティストにも不可能なことであるから、意識的に…

ヘヴィ・ロック不平等条約

ようやくNICKELBACKの来日公演が決定したらしい。http://www.barks.jp/news/?id=1000052971しかし話題性に乏しいタイミング、STUDIO COASTという箱の規模と立地、そして何よりも日本での彼らの人気度を考えあわせると、8500円+ドリンク代という価格設定は、…

様子見リマスター

もちろんTHE BEATLESもだけど、ついにHR/HM界の重要二作品がリマスター再発される。RIOTの『THUNDERSTEEL』(10/7発売)と、LOUDNESSの『SOLDIER OF FORTUNE』(11/25発売)。前者はもちろんすでにHMリスナーのバイブルだが、後者は長いバンドの歴史の中…

『LEAVE THIS TOWN』/DAUGHTRY 『リーヴ・ディス・タウン』/ドートリー

日本では最も認められづらいタイプの「地味いい」アルバムであり、だからこそ僕らは耳を傾ける必要がある。こういう良質なアーティストを見逃し続けてきたことが、いまの日本の洋楽シーンを痩せ細ったものにしてしまっているのだから。全米年間No.1ヒットを…

『MIND CONTROL』/TANTRIC

1st『TANTRIC』を100万枚売って勢いよく飛び出したものの、2nd『AFTER WE GO』20万枚、3rd『THE END BEGINS』7万枚と、順当に売上曲線を降下させているアメリカン・ヘヴィ・ロック・バンドの4作目(1st以外は日本未発売)。ちなみにメンバーはすでにVo以外総…

『IN10SITY』/PINK CREAM 69 『インテンシティ』/ピンク・クリーム69

正直マンネリ感は否めないものの、狭い範囲内での健闘を見せるPINK CREAM 69の10作目。デイヴィッド・リードマン加入後の名盤『ELECTRIFIED』で新たな基準を打ち立てて以降、すっかり型に嵌って長いトンネルに入った感が拭えない彼らだったが、結局のところ…

『DESTROY THE WAR MACHINE』/WARRIOR SOUL

グランジ前夜からパンクとHR/HMを融合させた音楽をやっていたにもかかわらず、流行の波に乗ることなく地道な活動を続けてきたWARRIOR SOUL。あえて乗らなかったのか、乗れなかったのか、あるいはどちらでも良かったのか? 今となっては打ち明けてほしいとこ…

『SIN-DECADE』/PRETTY MAIDS 『シン・ディケイド』/プリティ・メイズ

美しさと力強さを奇跡的なバランスで融合させた、ハード・ロック/ヘヴィ・メタルの美点をすべて凝縮した一枚である。メロディ、スピード、ヘヴィネスの三拍子だろうが、もの悲しい美旋律とアッパーなハイテンションの二律背反だろうが、明るさと暗さだろう…

SUMMER SONIC 09 8/8(土) ライヴレポート

◆HOLLYWOOD UNDEAD 覆面&大人数でSLIPKNOTのパクりかと思いきや、メロディの感触もラップから歌へのつなぎも、明確に初期LINKIN PARK。パフォーマンスも大人しく、覆面をしていることの凄みも皆無。特別派手なアクションもないので、どうしてもステージ上で…

サマーソニックの道、略して「サ道」(前日記参照)

SUMMER SONIC 09 8/8(土)観戦スケジュール。覚えられない覚え書き。覚えられるものなら覚えてしまえ。【MARINE STAGE】 11:30 HOLLYWOOD UNDEAD 12:35 MASTODON(移動)【SONIC STAGE】 13:40 LITTLE BOOTS(途中で次へ移動)(移動)【MOUNTAIN STAGE】 1…

『GLYDER』/GLYDER 『グライダー』/グライダー

アイルランド出身の4人組によるデビュー作。英国の音楽誌『KERRANG!』でいきなりの高評価を得たことが評判を呼び、日本でも輸入盤である程度話題になったものの、その後日本盤が出たころにはあまり取り沙汰されることもなくなってしまっていた。しかし中古盤…

『THROWING SHAPE』/STRATUS

PRAYNG MANTISのトロイ兄弟が、クライヴ・バーやバーニー・ショウと結成したバンドの唯一のアルバム。'84年リリース。PRAYING MANTISで辛酸を舐めた反省から、当時の売れ線ポップ路線を狙ったとの噂は聞いていたが、予想以上に軽快な音像。感触としては後期K…

『SANCTUARY』/PRAYING MANTIS 『サンクチュアリ』/プレイング・マンティス

忘却の彼方から舞い降りた「哀愁の権化」6年ぶりの新作は、予想外の充実作となった。6th『NOWHERE TO HIDE』がその前の名作5th『FOREVER IN TIME』の焼き直しであったあたりから見えていた行き詰まりの予感は、前作にあたる7th『THE JOURNEY GOES ON』におけ…

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