泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

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2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【もしもシリーズ】もしもドラクエの防具屋にあの有名人の装備があったら

国民的RPGである『ドラゴンクエスト』シリーズには様々な武器や防具が登場する。中にはかなり入手困難なものもあって、しかし本当にレアな装備とは、有名人が実際に身につけている一点物ということになるのではないか。というわけで、(どういうわけ?)今回…

2021年ハード・ロック/ヘヴィ・メタル年間ベスト・ソング10選

1位「Everafter (feat. Tommi “Tuple” Salmela)」/CIRCUS OF ROCK Come One, Come Allアーティスト:Circus of RockFrontiersAmazonフィンランドのKING COMPANYのドラマー、ミルカ・ランタネンが立ち上げたプロジェクト作より、心温まるメロディを持つこの曲…

2021年ハード・ロック/ヘヴィ・メタル年間ベスト・アルバム10選

1位『X MARKS THE SPOT』/ART OF ILLUSION エックス・マークス・ザ・スポットアーティスト:アート・オヴ・イリュージョンマーキー・インコーポレイティドAmazon今年のはじめにこの作品のレビューを書いた時点で、すでに2021年のベストはこのアルバムになる…

書評『無理ゲー社会』/橘玲

読み終えて残るのは、ディストピア小説の読後感である。だがこれは、フィクションではないようだ。この先に透けて見える未来像が現実になるかどうかはわからないが、少なくともスタート地点がいまここにある現実であることに、間違いはない。そう、残念なが…

短篇小説「感謝しかない」

今朝はあやうく寝坊するところだったが、スマホのアラームがちゃんと鳴ってくれたお蔭で予定どおり起きることができた。スマホには感謝しかない。 それ以前にベッドがあるお蔭で、僕は寝坊するほどに眠ることができている。ベッドにも感謝しかない。 もちろ…

書評『いつか深い穴に落ちるまで』/山野辺太郎

まるで任天堂のような小説だ。荒唐無稽だからこそのワクワク感がある。けっして現実的な設定ではないのに、リアリティも手応えもふんだんにある。だとすればリアリティの正体とはいったいなんなのか。読み手にそんな根源的な疑問を抱かせるというのは、それ…

短篇小説「ワンオペ村」

同期一の出世頭と目されていた業田作一郎が、ある日仕事で重大なミスを犯した。彼はその責任を負わされて、このたび離島のワンオペ村へ飛ばされることになった。ワンオペ村はその名のとおり、何から何までワンオペでおこなわれると評判の村である。彼は転勤…

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