泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

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2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ディスクレビュー『HEAT OF EMOTION』/CAUGHT IN THE ACT

Heat of Emotionアーティスト: Cita出版社/メーカー: Mtm Music発売日: 2009/06/01メディア: CDこの商品を含むブログを見るいま聴き返してみて、改めて素晴らしいアルバムだったと気づく。同時代において浴びるように音楽を聴く中では良さを見出しづらいが、…

愛する人の名を叫ぶことから歌は生まれた(かどうかなんて知らないよぜったい)

キャサリン! アンジェラ! エイドリアン! ウーピー!思いつく限り外国人女性名を叫んでみる。 このさい誰でもいい。 知らない誰かの名前を叫べばそれでいい。 だが景子や朱美では駄目だ。 カタカナでなくっちゃいけない。 知らなければ知らないほどいい。 …

むしろ帽子から鳩を出す高校球児が見たい(ボーク)

帽子はお洒落! お洒落は帽子!などとは限らないわけだが、高校野球を見ていると、高校球児の唯一のお洒落ポイントは帽子であることがわかる。僕も元球児(青空)なのでそれは痛いほどわかる。坊主頭でお洒落がきかないぶん、帽子の型に己のお洒落マインドを…

『THE WAY OF THE FIST』/FIVE FINGER DEATH PUNCH 『ザ・ウェイ・オブ・ザ・フィスト』/ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ

SOILWORKとSLIPKNOTを足して2で割って、全体に荒くした感じ。なんとも身も蓋もない言い方だが、それ以外の影響をまったく指摘せずとも、このバンドの音楽性はほぼ過不足なく説明できる。それでもある程度新鮮に聞こえるのは、上記2バンドが、ともに本来の魅…

『MANIFESTO』/DEADLOCK

/Manifesto - Japanese Edition輸入盤なのになぜか「Japanese Edition」なドイツ産ヘヴィ・ロック? メタルコア? メロディック・デスメタル?バンドの4作目。メジャー感のある音像のせいか、なぜかアメリカ産だとばかり思い込んでいたが、今作における抒情…

「監督」と呼んでいいのは山本晋也と村西とおるだけだ

WBCを観ていてしみじみ思うのは、日本人にとっての「監督」というのは、文字通り「監督」なのだなあということ。 たとえば海外のサッカーを観ていると、監督のことは「coach」と表記される。 最初は混乱を覚えたが、役割的にはこちらのほうがスポーツの監督…

『INNOCENCE & INSTINCT』/RED 『イノセンス&インスティンクト』/レッド

現代アメリカン・ヘヴィ・ロックを語るうえで、中心に据え置くべきバンドはLINKIN PARKである。最近では珍しくもない、本作のように良質なメロディを軸に置いたヘヴィ・ロックを聴くと、改めてそれを痛感する。LINKIN PARKがいなければ、ヘヴィな音楽を志す…

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