泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

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ChatGPT短篇小説「ヒップホップ奉行によろしく」


【※以下の小説は、題名以外すべてChatGPTに依頼して書いてもらったものである。】

 江戸時代、秋田藩。藩主の命により、藩内に新しい文化を広めるべく、奉行として知られる者が選ばれた。しかしその奉行は、通常の武士らとは異なり、ヒップホップ文化を愛する異色の存在であった。

 奉行の名は桜井韻蔵。彼は着流しに金のネックレス、そして江戸っ子のようなリズム感を持ち合わせていた。韻蔵はまず藩内の広場で、ヒップホップのリリックを披露し、人々にその新しい文化を紹介した。

 最初は戸惑いと驚きが広がったが、やがて村人たちは韻蔵のヒップホップ奉行ぶりに興味津々となり、一緒にダンスやリリックの練習に参加し始めた。藩内は新しいエネルギーに満ち、人々の笑顔が広がっていった。

 韻蔵は藩内の平和を守りつつも、ヒップホップを通して人々の心を結びつけていった。藩主もその成果に喜び、韻蔵は「ヒップホップ奉行」として、藩内の文化を一新した異才として名を馳せた。


2023年ハード・ロック/ヘヴィ・メタル年間ベスト・ソング10選

1位「1001」/ART NATION

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ほとばしりまくる哀愁。突き抜けるようなメロディがとにかく素晴らしい。泣きの美旋律が好きなら、必ずや琴線に触れるものがあるだろう。

アルバム部門でもアレクサンダー・ストランデルの歌うアルバムを二作入れることになったが、曲単位でも二曲入れるにふさわしい活躍ぶりだった。

インセプション [CD]

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2位「The Lucid Dreamer」/MAGNUS KARLSSON’S FREE FALL

当ブログではすっかりお馴染みのマグナス・カールソン。しかし異様なまでの多作と器用貧乏が祟って、それなりに当たりはずれがあるのも否めない。

今回、アルバム単位ではわりと無難なほうの作品ではあったが、この一曲に関しては彼の美点が詰まった素晴らしい楽曲であると思う。

タイトな音作りやシンバルの連打でコージー・パウエルを思わせる、アンダース・コラーフォルスのドラムも非常に効いている。コージーが参加したYNGWIE MALMSTEENの名盤『FACING THE ANIMAL』を思い出した。

ハント・ザ・フレイム [CD]

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3位「Caught Feelings」/CARE OF NIGHT

この異様にキャッチーなイントロのフレーズを聴いて、真っ先にチェッカーズを想起したのはPRAYING MANTISの「Best Years」以来かもしれない。

ベタであるがゆえの強烈なつかみ。その扇情力には抗い難い。

Reconnected

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4位「Jesus He Knows Me 」/GHOST

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やや反則気味なのでこの順位にしたが、本当は1位にしたいくらい素晴らしかった。ポップかつ浮遊感のあるメロディ。そしてスムーズだがどこか引っかかりのある展開。GHOSTによるGENESISのカバー・ソング。

音楽的方向性はだいぶ異なっているように思われるにもかかわらず、完璧にGHOSTの楽曲に聞こえるのが凄い。オリジナルVer.と比較すると、その違いがわかってなお面白い。

なぜかGHOSTのほうのMVには年齢制限がかかっているようだが……。

Phantomime

Phantomime

  • アーティスト:Ghost
  • Jiobbo
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5位「Juliette」/CROWNE

アレクサンダー・ストランデルが歌うもう一曲。

北欧らしさに関しては、こちらのほうがさらに強いかもしれない。歌の伸びやかさはあちらのほうが上だが、それでも充分に胸に迫る歌唱。

オペレーション・フェニックス [CD]

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  • アーティスト:クラウン
  • マーキー・インコーポレイティドビクター
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6位「Love Or A Fantasy」/GRAND DESIGN

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CARE OF NIGHTに続いて、こちらもまた往年のJ-POP的なキャッチーさを放つ一曲。

見た目にそぐわぬ甘酸っぱいメロディに、心が洗われるよう。

Rawk

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7位「Nostalgia」/ENFORCER

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題名が予言したとおりに奏でられる、絶望的な哀しみ。

サビで歌メロの後を追うギターの旋律が、さらにそれを増幅させる。

Nostalgia

Nostalgia

  • アーティスト:Enforcer
  • ワードレコーズ
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8位「Panic Attack」/JUDAS PRIEST

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来年出るアルバムから先行公開されている楽曲。

今年の曲として扱って良いものか迷ったが、アルバムにはさらに良い曲が入っていることを期待して。


9位「Burning Skies」/VANDENBERG

アルバム全体としては、初期の北欧感よりはWHITESNAKE以降のブルージーな感触が強く、やや物足りない印象。

だがこの楽曲に関しては、北欧美旋律とブルーズの境界線上にあるマッツ・レヴィンの歌唱を上手く生かしていると感じた。うねるギター・リフとねちっこいサビのフレーズが癖になる。

Sin

Sin

  • アーティスト:Vandenberg
  • ワードレコーズ
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10位「Farewell」/ALL MY SHADOWS

賛美歌のような、とにかく美しい楽曲。聴けば自然と遠い目に。

EERIE MONSTERS

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【今年のベスト10楽曲を、Spotifyでプレイリスト化してみました】

tmykinoue.hatenablog.com
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2023年ハード・ロック/ヘヴィ・メタル年間ベスト・アルバム10選

1位『WONDERLAND』/SEVENTH CRYSTAL

ワンダーランド [CD]

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当代随一の歌巧者、クリスティアン・フィールの歌唱を味わい尽くすための一枚。いまや各方面のプロジェクトで引っぱりだこの彼だが、こちらはその本陣にあたるスウェーデン産メロディアス・ハード・ロック・バンドの2ndアルバム。

昨年も彼の参加したGINEVRAを2位に挙げたが、あちらもそうであったように、さほど派手さがあるわけではない。むしろ質実剛健な作りを感じさせる。強靱かつ繊細な歌を軸に置いたその方向性に迷いはない。

その歌はとにかく一音一音に至るまで神経がゆき届いていて、随所に思いがけぬ感動がある。そしてその細やかさは、実のところ歌にあるだけではない。歌を支える楽器陣の演奏に関しても、意外なところでリズム・チェンジが起こったりギター・リフが自在に変化したりと、極限までアレンジが非常に練り込まれている。

だがそれが単なる足し算ではなく引き算をもしっかりと感じさせるところに、北欧美旋律を堂々と歌い上げながらも、グランジ以降のアメリカン・ヘヴィ・ロックを通過してきた世代ならではのスマートさをたしかに感じる。


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2位『STARBOUND STORIES』/MARC HUDSON

スターバウンド・ストーリーズ [CD]

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DRAGONFORCEのVo.によるソロ・デビュー作。といっても所詮は後任ヴォーカルだし、なんとなくバンドの音楽性の延長線上にある劣化版が送り出されてくると思いきや、さにあらず。

いや、音楽性がほとんどDRAGONFORCEそのものであるのは間違いがないのだが、逆にそれをオリジナル・メンバーでない彼がわざわざやってくるのが意外でもある。よほどその音楽性に惚れ込んで加入したということなのか。

それはともかく問題はメロディの質のほうで、これが予想外に終始高い。もちろん声もべらぼうに高いのだが、次から次へと繰り出される歌メロが、どこまでも天井知らずに駆けのぼり続ける様は本家に勝るとも劣らない。

むしろその平均値の高さと明快さにおいては、こちらのほうに軍配が上がるくらいかもしれない。


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3位『OPERATION PHOENIX』/CROWNE

オペレーション・フェニックス [CD]

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  • アーティスト:クラウン
  • マーキー・インコーポレイティドビクター
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ART NATION、DYNAZTY、EUROPE、THE POODLES、H.E.A.Tのメンバーが集合したスウェーデン梁山泊による2作目。

有無を言わせず、キラキラした北欧美旋律ど真ん中を常時投げ込んでくるその覚悟が潔い。メロディの隅々までが自信と確信に満ちており、寄せ集めのプロジェクトでありながらも、実績のあるメンバーを集めた意味をたしかに感じさせる。

音楽におけるメロディの重要性に改めて気づかせてくれる作品。


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4位『MOSAIC』/THEOCRACY

Mosaic

Mosaic

  • アーティスト:Theocracy
  • ワードレコーズ
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アメリカのプログレッシヴ・パワー・メタル・バンド」ということになっているが、むしろNOCTURNAL RITESあたりの北欧HMに近いものを感じさせる。息継ぎを許さないシームレスなメロディ展開はSONATA ARCTICAの影響だろうか。

最後に長尺曲は待っているが、全体にプログレッシヴな複雑さはさほど目立ってはおらず、純粋に良質なメロディを聴かせることに主眼を置いているのは明らか。たしかにそう思いたくなるほどの、高純度のメロディが惜しみなく搭載されている。


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5位『ANNO 1696』/INSOMNIUM

メロディック・デス・メタル界の「あのちゃん」といえばINSOMNIUMのこの作品。前作から元SONATA ARCTICAのギタリストであるヤニ・リマタイネンが加入したこともあってか、ここへ来て美旋律が明らかに際立つようになってきている。

今年は他にもENSLAVED、IHSAHN、KATATONIAなど、すでにベテランの域に達している北欧デスメタル系が次々とゴシック的な耽美性を強めた作品をリリースすることにより、秘められていた新たな魅力を開花させているのが印象的だった。

https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2023/04/13/181829


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6位『THE VERTIGO TRIGGER』/CYHRA

なんと言っても元IN FLAMESのイェスパー・ストロムブラードがいるバンド、ということでいつも気になってはいるが、これまでは地味な印象も否めなかった。

今回も特別派手になったというわけではないのだが、3枚目にしていよいよこのバンドならではの、旋律の独自性が明らかになってきた感がある。引っかかるというよりは、むしろ心の静けさを感じさせるほどに流麗な。

その旋律の個性は一方で、どうしても各楽曲が似てしまうというリスクも孕んではいるのだが、少なくともいまの段階においては、クオリティを一定に保つ方向へ寄与しているように思う。


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7位『INCEPTION』/ART NATION

インセプション [CD]

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CROWNEに続いて、アレクサンダー・ストランデルが歌う作品をもう一つ。というかこっちが彼のホームか。

あちらに比べると躍動感に溢れ、そのぶん歌唱力の押しつけがましさを感じる部分も時にあるが、その感触も作を重ねるごとにこなれてきている。かつては楽曲の質のバラつきがやや気になったが、ここへ来てその点に関してもアルバム全体を通して着実に向上。

あるいは、二つのバンドを行き来することによる相乗効果がもたらされているのかもしれない。


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8位『III: WEIGHTLESS』/CREYE

III ウェイトレス [CD]

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  • アーティスト:クレイ
  • マーキー・インコーポレイティドビクター
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スウェーデン産「プログレ・ハード」の3rd。といってもプログレ感はさほどなく、KANSASあたりをイメージして個人的にそう呼びたいだけなのだが。

実質的にはポップ寄りのメロディアス・ハード・ロックで、しかし前作で限界まで開き切ったポップさに、今回はハード・ロックらしいエッジを加えている。

ポップな前作も素晴らしかっただけに、この先ポップ←→ハード間のどこらへんに軸を立てるのかが悩みどころであるような気もするが、このメロディのクオリティさえあればどうにでもなるようにも思える。


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9位『DRIVE』/THE DEFIANTS

Drive

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つい「往年の」と言いそうになるが、まだ現存しているらしいアメリカン・ハード・ロック・バンド、DANGER DANGERのメンバーによる3rd。とはいえ2009年を最後にDANGER DANGERの作品はリリースされていないので、実質的にはすでにこちらへの引き継ぎが完了していると考えて良いものかどうか。

音楽的にはやはりもろDANGER DANGERではあるのだが、キャッチーさという意味ではもはやこちらに軍配が上がるのではないか。古き良きアメリカン・ハード・ロックの郷愁。


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10位『MEMORIAL』/SOEN

昨今、多くのデス/ゴシック・メタル系バンドが耽美化/OPETH化しているように感じているが、このSOENにはまさしくそのOPETHに在籍していたドラマーがいる。

だからといってクオリティが保証されるわけではないが、OPETHをさらにアメリカ向きにモダン・ヘヴィ化させたような、重心の低いグルーヴが妙に心地好い。

個人的にはあまりグルーヴ重視で音楽を聴くほうではないのだが、この作品に関してはそれ以前に全編に渡って不穏な空気感を生み出しているメロディのクオリティが高く、安心してグルーヴに身をまかせることができる。その統一感は逆に言えば一本調子ではあるのだが、聴きはじめたら抜け出せなくなる中毒性がどうやらある。


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【次点の10枚】
『OUNAS I』/SUOTANA
『THE AWAKENING』/KAMELOT
『LIFE IS BUT A DREAM』/AVENGED SEVENFOLD
『RECONNECTED』/CARE OF NIGHT
『NEMESIS AD』/SERENITY
『VOYAGE』/TANITH
HEIMDAL』/ENSLAVED
『IV: SACRAMENT』/WYTCH HAZEL
『FATAL ENCOUNTER』/AIR RAID
『ID.ENTITY』/RIVERSIDE


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