1位「Set Me Free」/ART NATION
当代随一の歌唱力モンスター、アレクサンダー・ストランデルによる天井知らずのハイ・トーンが何段階にも炸裂。パワー解放をサビまで待ちきれず、Bメロですでに暴発。そこからさらに、拳を突き上げたくなる押せ押せの昇天展開。
MVのアニメーションは謎。
2位「The Ending Is Always The Same」/LUKE SPILLER
THE STRUTSのVoによるソロ作からの一曲。
バンドの方向性とは異なり、ゆるやかに多幸感あふれるメロディに包まれる。ヘヴィ・メタルではないしハード・ロックですらないかもしれないが。傷ついた人の心に寄り添う温かな旋律。
3位「No Pain, No Gain」/MAJESTICA
YouTubeのメタル名曲カヴァー選曲も秀逸なトミー・ヨハンソン(ex. SABATON、REINXEED)率いるバンドの3rdより。
北欧らしい哀愁を湛えつつ、息をもつかせぬ怒濤の旋律展開。
4位「(I Don't Wanna Be) Just A Memory」/THE HELLACOPTERS
荒ぶるロックンロールの合間に放たれる、題名どおりの郷愁。
彼らは時にこうやってメロディに全振りしてくる楽曲もあるので油断がならない。
5位「Waiting For You」/CROWNE
1位に続いて、怪物アレクサンダー・ストランデルの突き抜ける歌声。今回アルバムとしてのクオリティはART NATIONのほうが高かったが、この曲に関しては流石の高品質。
6位「De Profundis Borealis」/GHOST
全体にギターがアメリカン・プログレ・ハード化した新作『SKELETÁ』の中において、その傾向がもっとも理想的に体現された一曲。
サビ裏を流麗に流れるウォームな音色のオブリガートが美しい。
7位「Unbreakable」/LORNA SHORE
彼らはもはや「デスコア」の範疇に収まるバンドではない。
荘厳な音像と獰猛な歌声の向こうから、マイケル・アモットを思わせる一撃必殺のギター・フレーズが切り込んでくるタイミングの「ここしかない」感。
8位「The Foresight Bleeding In Your Heart」/ENBOUND
わりとおとなしめの入りに油断していると、ようやく出てきたサビで北欧的哀愁がじわじわと沁みてくる。
アルバムを聴いて、思いのほかナイーヴなメロディを持つバンドだと再認識。
9位「Back To The Middle Ages」/MARTUROS
女性Voを擁するスロバキア産正統派ヘヴィ・メタル・バンドの3rdに収録された、スラッシュ寄りのパワー・メタル・アンセム。
『THE FINAL DAY』時代のOUTRAGEを思わせる、エッジの利いた前のめりな疾走感に背中を押される――というかもはや突き飛ばされる勢い。
10位「Luna」/ELVENKING
イタリアのフォーク・メタル・バンドの12thより。
なんだか歌もギターも終始ヨロヨロしているように聞こえるが、不思議と耳に残るメロディ。これを「フォーキー」と称して良いものかわからないが、まるで酔拳のような一撃。
【今年のベスト10楽曲を、Spotifyでプレイリスト化してみました】
tmykinoue.hatenablog.com









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