泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

2020-11-05から1日間の記事一覧

短篇小説「あれ」

ある朝のことである。家を出て駅へと向かう道すがら、私は「あれ」を家に忘れてきたことに気づいた。私はいますぐに「あれ」を取りに帰るべきだろうか。だが「あれ」がなくても、今日一日くらいなんとかなるだろう。そう思って私は踵を返すことなく、いつも…

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