この世の何もかもを「光代化」してしまうという、魔法の一人称を入手した。
以下の例文は、「光代」と「世界」との戦いの記録である。
部屋とYシャツとあたしゃ(光代)
あたしゃがオバさんになっても(光代)
あたしゃ以外あたしゃじゃないの(光代の極み乙女)
あの鐘を鳴らすのはあたしゃ(光代におまかせ)
アタッシャ25(光代のアタッシャチャンス)
あたしゃあ専用ザク(赤い彗星光代)
あたっしゃケース(光代のギャラ運搬用)
真剣80代あたしゃべり場(光代88歳)
「若さの秘訣? あたしゃん(朝シャン)だねぇ」(光代式美容法)
「お弁当、あたしゃめますか?」(コンビニ店員光代)