政治資金流用問題などにより都議会で辞職を迫られている舛添都知事が、「どうしてもリオ五輪に行きたい」ので猶予が欲しいと懇願しているらしい。なにやら、「次期開催都市の首長として五輪旗を受け取る」というセレモニーがあるらしいのだが、お子様ランチを目の前にした園児ではないのだから、いい大人がそこまでして旗を欲しがるとも思えない。
では舛添都知事が、どうしてもリオに行かなければならない本当の理由とは、いったいなんなのだろうか? そこにはきっと何か、我々の知らない「のっぴきならない事情」というのがあるのではないか? 頭を空っぽにして考えてみた。
◆リオには、『ホテル三日月』がある
夜空に浮かぶ三日月は、世界各地で目撃されている。つまり『ホテル三日月』は、世界中どこにあってもおかしくないということだ。
◆リオでは、時差の関係で『クレヨンしんちゃん』の最新刊が発売日前に手に入る
これは完全に未確認の情報であり信じがたいが、月曜発売の『ジャンプ』が近所の酒屋で前週土曜に売られていたようなことが、地球の裏側で起こっていないとも限らない。
◆リオでは、とびっきり筆の滑りが良くなるシルクの服が売っている
ブラジルでどのような服が流行しているかなど、我々はまったく認知していない。もしかするとカーニバルのダンサーあたり、書道に格好のコスチュームを身に纏っているかもしれない。
◆リオ五輪の書道男子(無差別級)に選手として出場し、金メダルを取れる見込みがある
そのためにシルクの中国服を買ったのだとしたら? そのような競技を目撃したことはないが、おそらく中国代表が金メダルの最有力候補であると思われる。