悪戯短篇小説「史上最強の失業者」

祖父母の命令で鬼を殲滅したら次の日から失業した。鬼を全滅させたら鬼退治の仕事がなくなるということに、最後の一匹を倒している途中で気づいたが犬、猿、キジの手前もう後戻りはできなかった。自らの活躍が失業の危機を呼び寄せていることに気づかなかったのは阿呆の調子乗りとしか言いようがないが、そもそも鬼を倒す…