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不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

電子書籍『悪戯短篇小説集 耳毛に憧れたって駄目』無料配布キャンペーンのお知らせ

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このたび、久々に拙著電子書籍の無料配布キャンペーンを開催することにしました。

そうです。このたびの新型コロナウイルス絡みで、いろんなところが部屋にこもらざるを得ない子供たちのためにと、無料キャンペーンを行っているのを見て、僕も何かしなければと思ったのです。

と言いきりたいところですが、ここには子供たちに向けたお話はひとつも入っていないので、単に世間の流れを受けてKindleにそんなキャンペーン機能があったのを思い出した、というのが正直なところでしょうか。そうなると親御さん世代に読んでほしいところですが、残念ながらPTA受けする内容でもまったくないという事実。

この時点で、もうどこへ向けたキャンペーンなのかという感じですが、ならばいっそどこへでも向かえばいいじゃないかと。

テレワークを命じられたはいいが周囲の目がないとついついSNSばかり見てしまって全然仕事が捗らない人とか、ニュースで暗い話ばかり観せられて辟易しているのでただただふざけた文言を浴びせられたいと思っている人とか、果たしてそんな人がいるのかわかりませんが、つまりなんというか、心と頭をいったん空虚にしたいかたにご笑覧いただければこれ幸いです。ある種のデトックス作用はあるかもしれません。

もちろん、お子様にも親御さんにも読んでほしいし、そういう人たちが増えればトイレットペーパーを買い占めるような短絡的な人間ばかりではなく、なぜかブルーレットおくだけを買い占めてそこらじゅうに置きまくるような、いい具合にひねくれた人が増えるような気がして、個人的にはそっちのほうが住みやすい世の中になりそうだなぁと思ったりもしています。

ちなみにAmazonに表示されている本作の内容紹介文はこんな感じです。こういうのも、自分で書いているんで結構恥ずかしいんですが……。

現実と虚構をつなぐ関節から生まれ落ちたコンドロイチン的文学。
花粉症の木こり、蝉のぬけ殻を集める男、居丈高な名を持つ凶暴なテレフォンオペレーター、大陸移動説ならぬホクロ移動説を唱える飲食店店長、的はずれなユーモア名刺で聖夜を彩るマッチョな営業マン……珍名が暗示する数奇な運命と、因果律の崩壊した短絡思考世界。トルネードに舞い上がるカツラの群れのような、生牡蠣がドロッと垂れた競技場デザインのような、荒井注カラオケボックスのような計34本の荒唐無稽小説群。そこにあるのは、めくるめく現実を爪切ったばかりの指鉄砲で迎撃するがごとき脱力感と、現世に蔓延る号泣至上主義に対する耳毛レベルのささやかな反抗――。
耳毛に憧れないすべての人に贈る、悪戯な処女短篇小説集。「読めば読むほどわからなくなる」莫惨一郎の迷宮的長文解説つき。

何を言っているんでしょうか。続いて目次も見ていってください。

【目次】
 不向き村
 使えない理由
 耳毛に憧れたって駄目
 ランドリー・マン
 ランドリー・マン 取り調べVer.
 伝説のハンター
 営業筋
 元祖エビサーの誕生
 流行語全部入り小説二〇一三
 来たれ若人!
 リバー・ランズ・スルー・ヘッド
 元祖ハダサーの誕生
 フレンドパークでたわしを狙え!
 中肉中背の男
 文字通りな男
 かもしれない男
 理
 ドーナツ化現象
 ガンズ安堵おばはん
 風の無礼者
 大丈夫
 知ったかじん
 しゃもじの乱
 逆に
 食う変
 髭すぎる森の鳴りすぎる熊さん
 座恋(すわれん)
 誤解神・訓田故事介
 TRUTH
 穴説
 ベスト・ガイ
 理想的な出会い〜ハイスクール編〜
 いつもより余計に回っております
 史上最強の失業者
 あとがき
 解説(莫惨一郎)

プロの絵師にわざわざ発注したフサフサの表紙画をはじめ、著者あとがき・解説(講談社文芸文庫並みの長文)・レーベル名(虚実空転文庫)・ロゴマーク(髭の奴)、挿絵(耳毛の奴)等々、無駄に作り込んであります。文庫本サイズに換算すると124ページ、計34本の短篇集です(電子書籍なので、ページ数は端末によって変化します)。

というわけで、無料キャンペーン期間は3月11日(水)17:00~3月16日(月)17:00となっております。下記リンクにあるAmazonのページから無料でダウンロードできますので、是非に。

そしてもしお読みいただけたならば、ぜひSNSやブログ等で気軽に感想などつぶやいて広めていただけると嬉しいです。このブログに書いている小説もそうですが、とにかく広まらないことでお馴染みなので……。そんな中、いつも懲りずにここを訪れてくださっている方々に、最大限の感謝を。見つけてくれてありがとう。

以上、何卒よろしくお願いいたします。


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