『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』あたりからだろうか。最近の新書はとにかく「タイトルありき」の羊頭狗肉が横行しているとの評判である。
ならばまずタイトルから決めてしまうのが良いのではないか、と思いタイトルから決めたところ、結構思いつくには思いついたが内容的にはすべてが自分の中で頓挫した。
原因はタイトルしか考えていないからである。中身はもちろん一文字も書いていない。これは大きな誤算であった。
以下にそのタイトル群を掲載して供養したい。
『ヅラは見た目が9割』
→たしかにそんな感じなのかな。でも装着感重視の人とかも結構いるんじゃないの。で?
『人生において大切なことはすべてガムの包み紙から学んだ』
→著者の人生が心配。
『ハーバード式かさぶた剥がし術』
→知性の無駄づかい。
『60分でわかるひらがな「ぬ」の書き順』
→むしろ時間が掛かりすぎている。
『ジャンケンのルールが面白いほど身につく本』
→身についていない人の少なさ。
『すべてのまばたきはウインクである』
→なんとなくイタリアの伊達男が書きそうだが、単なる間違い。
『東大合格者は全員二度寝する』
→無根拠。(他も全部そうだが)
『逃げるは恥だが役に立つ~いま線路上を走っている人100人に訊きました~』
→100人に訊くことの難しさ。別名「スタンド・バイ・ミー症候群」。
『棚上げる力』
→誰も欲しがらない能力。
『TBSの修造のパクりみたいなアナウンサーはどうしてああなったのか?』
→知りたい。
以上です編集長。
多面人格のすすめ―一恥二得で人生を拓く法 (ノン・ブック・愛蔵版)
- 作者: 高田純次
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 1992/08
- メディア: 単行本
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