泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

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捕っても獲っても撮っても摂っても盗っても取っ手も

池上彰田原総一朗は話中に「とっても」という副詞を頻繁に使用する。

「とってもいい質問ですね」(池上)
「いま彼、とってもいいこと言った」(田原)

というように。

それは単なる「とても」ではなく、コンスタントに促音できっちり跳ねてくる。なぜだかわからないが、たぶん世代だろう。

そう思って調べてみると、池上のほうが16も歳下だということが判明した。こともあろうに高校2年生と0歳児を一緒にしてしまった。特に理由はないがショックだ。そして謎は迷宮入りすることになる。

しかしどんなに二人が頻繁に跳ね回ったところで、跳ねっぷりも使用頻度も、おそらくあのころの広末涼子には、とってもとってもかなわない。そう、あのころの……。

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