●女性との会話において、「ごらん」「おいで」「ほら」の〔三大柔和ワード〕を、照れずに何度でも繰り出すべし。
【例文】
「このもえぎ色のワンピース、着てみてごらんよ」
「せっかくの機会だから、二次会も楽しんでおいでよ。俺は近くのバーで待ってるから」
「ほら、あの星が死兆星だよ」
「この賞味期限切れの卵、食べてみてごらんよ」
「そうだ。キミんとこの万年係長のカツラ、むしり取っておいでよ」
「ほら、ほらほらほらほら!」
●電車内の広告はビジネスの貴重な情報源だが、よく見かける「日能研」の広告に載っている問題には真剣に取り組まない。いくら痛いところを突いてくるとはいえ、小中学生の問題に見入っている姿は、ダンディズムからほど遠い。
それにたとえ正解できたとしても、それにより浮かび上がるクイズ芸人的「ドヤ顔」は、周囲の失笑を誘うばかりか、「ただ意味もなくニヤついている人」に見え、痴漢に間違われる可能性も。
それならばまだ、眉間に皺を寄せて真剣に悩んでいるほうが渋さを醸し出せてマシだが、視線の先にある問題に気づかれたらすべては失われる。
やはりここは見て見ぬフリだけが、貴方に大人の品格をもたらしてくれる。
ちなみに、「ねえねえ部長、あの問題わかります〜?」とか言ってくる、自称「好奇心旺盛」な部下は最悪。いち早く無関係な部署へ飛ばしましょう。