1.『AXE TO FALL』/CONVERGE
ハードコアとメタルの架け橋。とはいえ所謂メタルコア的な折衷案ではなく、ワンランク上の融合の形。
2.『LEAVE THIS TOWN』/DAUGHTRY
地味じわじわ系だが楽曲の平均クオリティは1st以上。難しい作品ではないが、聴き込む覚悟は必要。
3.『OUTRAGE』/OUTRAGE
理想的再起作。原点回帰でありながら今様。
4.『ENDGAME』/MEGADETH
ようやく初期衝動に限りなく近い熱量を取り戻した力作。尖っている。
5.『SANCTUARY』/PRAYING MANTIS
出だしでガツンと来る曲は少ないが、歌メロの質は非常に高い。立て直しの一作。
6.『(WHAT IS THE)LOVE & POP?』/Base Ball Bear
邦楽特有のメロディ感と、洋楽由来のグルーヴのスマートな共存。アルバム単位で勝負できるバンド。中二病的歌詞も素敵。
7.『ATTICS TO EDEN』/MADINA LAKE
徹頭徹尾疾走しながらも、エモ/パンク/メタルなど様々なエッセンスを導入。その選択センスが秀逸で飽きさせない。
8.『THE RESISTANCE』/MUSE
これまでの武器を総動員し、ジャンルを問わず全方位的に開けた集大成作。複雑さとシンプルさの極限を、同レベルでそれぞれ感じる。
9.『BLACK CLOUDS & SILVER LININGS』/DREAM THEATER
後半のRUSH的長尺曲で弾き倒すギター・プレイの凄まじさは、ここへ来て過去最高レベル。高度な技術なくしては再現できぬ美旋律。
10.『CRACK THE SKYE』/MASTODON
圧倒的スケール感で、唐突な展開と地を這うグルーヴを両立。テクニカルな鈍器。