泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

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2020-04-09から1日間の記事一覧

短篇小説「鶴太郎の恩返し」

むかしむかし、北の国の山奥に、とある老夫婦が住んでいた。ひどく雪の多い冬だった。 ある日、お爺さんはたまの晴れ間を縫うように、森へ柴刈りに行った。森の奥へと歩いてゆくと、さっきからずっと鳥の鳴く声がしていることに気づいた。それは「キューちゃ…

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