泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

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2019-02-02から1日間の記事一覧

書評『黄泥街』/残雪

「中国のカフカ」こと残雪による第一長編。作者名を聴いて、まずはイルカの名曲「なごり雪」が頭に流れる。カフカを彷彿とさせる不条理な予感は、冒頭の一文からして十二分に漂っている。《あの町のはずれには黄泥街という通りがあった。まざまざと覚えてい…

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