泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

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アレクサにお願いしたいけどできない7つのこと

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「アレクサ、ちょっとセカンドバッグ見張ってて!」
→どんな守護神でも、クワマンセカンドバッグだけは守れない。その上、クワマンに窃盗の疑いまでかけられたアレクサがひと言、「それでもボクはやってない!」

「アレクサ、新築のカラオケボックスにカラオケ機材入れといて!」
→狭すぎる入口に何度も体当たりを試みるアレクサ。主人の荒井注から「なんだバカヤロー!」と罵られながら。「こんなはずは、こんなはずは……!」と悩めるアレクサ。

「アレクサ、南を甲子園に連れてって!」
→女心のわからないアレクサ、生真面目に甲子園までの路線図と電車賃を示すだけの塩対応。

「アレクサ、もうヤメて!」
→横山弁護士を取り囲む大量のマスコミアレクサ。しかしいっこうに取材をヤメる気配はなく、「報道の自由」を声高に主張するアレクサ。

「アレクサ、靴下買ってきて!」
→実は毎朝アレクサにそう頼んでいる石田純一。しかしアレクサが全然買ってきてくれないため、仕方なくいつも裸足で登場するハメに。

「アレクサ、紅に染まったこの俺を慰めて!」
→慰めるだけで救急車は呼んでくれないアレクサ。これでは助かるものも助からない。

「アレクサ、5000万円大のサムシングをバッグに収めて!」
荒井注に続き、またしても「小」に「大」を入れろというとんちのような要求が。結果として知事を辞職に追い込むアレクサ。もしかして最初からそれが狙いだったのでは……?


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