泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

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【歌詞】「火に少しと書くが強火で」

いつからだろう心から
気持ちが剥がれてしまったのは
炒めすぎたよ何年も
擦りすぎたよ何べんも

Only Lonely 気づいてみれば
Heavily Oily キミはいない

なぜだテフロン I Miss You
待てよテフロン I Need You
剥がれたキミは 今いずこ?
まさか僕が この僕が
料理の背中に キミを乗せて
食べてしまったとでも言うのかい?

レバニラニラレバ お好きに呼んで
餃子の羽根を もがれる悲劇
心焦がしてチャーハン焦がして
恋い焦がれて米粒逃がして

どこだテフロン I Miss You
行くなテフロン I Need You
剥がれたキミは 今いずこ?
まさかキミが あのキミが
具材の海に 抱かれながら
駆け落ち決めたとでも言うのかい?

炒めろ炒めろ Burn Your Soul
痛めろ痛めろ Break My Heart
火に少しと書くが強火で
火に少しと書くが強火で

あらゆるものを炒めてゆけ
ことあるごとに炒めてゆけ
いつのまにか焦げついた心で
気がつけば剥げあがった鍋肌で
どんなに確かな情熱にも
永遠なんてないのさ

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