泣きながら一気に書きました

妄言コラムと気儘批評と悪戯短篇小説の巣窟

“暮らしの手帖”

ねずみ花火に誘われて おびき出されたタレント住職
木魚のリズムに腹が減り メインディッシュは賽銭丼

貧乏ゆすりに煽られて 目覚めた阿呆の超能力
一円玉を無限に増やし 無駄に散らかる逮捕劇

バナナの皮で転んでは 受け身上達柔の道
猿でも金と言い張って メダルの光りに怯えてる

威嚇射撃の銃弾が 空から鋭くしょんべんカーブ
カツラの皮を突き破り 前頭葉でアハ体験

おむすびばかりを食べ過ぎて 帽子が鋭角高校球児 
エラーで負けた最後の夏 ミットの臭いを嗅ぎまくる

丹古母鬼馬二と書けたので 見事受かった就職試験
パッと見怖くはないけれど 全員八重歯の職場です

流れる桃を追いかけて 斧を片手に快走中
やがて八百屋にたどり着き 桃は買えずにごぼう買う

タンクトップの外国人 道を尋ねるふりをして
富士山見せろと駄々をこね 急に怒って黒船よこす

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