泣きながら一気に書きました

不条理短篇小説と妄言コラムと気儘批評の巣窟

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2015-10-20から1日間の記事一覧

悪戯短篇小説「恋は瀕死」

健壱は桜子のことが死ぬほど好きだったが桜子は健壱のことが死ぬほど嫌いだった。それは健壱が桜子に、「君のことが死ぬほど好きだ」と決死の覚悟で告白したからだ。その言葉を聴いた桜子は、本当に「死ぬほど好き」ならばいっそ死んでくれ、と声を殺して呟…

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